最近よく聞くようになったキーワードで、無視したくても無視できなさそうな『ロコモ』というものについてまとめてみました。
なんせ今の脂肪肝ダイエットを始めたころの2018年4月の記憶では、右足による片足立ちができませんでしたからね!(;'∀')
ダイエットや運動にも関連あることだし…ということで。
ロコモってなに?
ロコモ、ロコモって最近よく聞くんですがいったいなんでしょう。
ロハスの仲間かな、と。
調べてみるとびっくり、運動不足が常態化している現代においては、このロハスとはもはや高齢者だけじゃなくて、小中高生などティーンエイジャーにも関係している健康のバロメーターとなる用語だったのです。
ロコモとは!
正式名称・ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)。
全身の、特に下半身を中心に筋肉・骨・関節など運動器の機能低下によって「立つ」「歩く」などの身動きの能力が低下している状態、またはそのリスクが高い状態のことを指します。
足腰が弱って、人の助けが必要な状態・助けが必要になりそうな予備軍の状態。
と言いかえることができるでしょうか。
小中高生にも忍び寄る現代病・ロコモ
ロコモの定義を聞いて「わたしにはまだ早い」「俺はまだまだ大丈夫」と思ったひとも油断できません!
1970年から40年後の2010年にかけて、小中高生のケガや骨折の発生率が2~3倍に増加しているそう。
「子どもは元気に外で遊ぶもの」だったのはせいぜい昭和くらいまでの話。
わたしもちょうど平成に入るころ6~7歳前後。ファミコンを買ってもらうことができて、あのころから子どもの遊びの選択肢が変わっていきましたね。公園の遊具から徐々に家のなかで出来るゲームか、ポータブルゲームを持ち寄って遊ぶことが多くなりました。
遊びだけじゃなくて、移動や行動・方法などあらゆるものの利便性が技術の進歩のおかげで高まっています。
それ自体はとても良いことですが、身体を使う使わないという点からすると、明らかに後者寄りになり、わたしたちの活動レベルは年々低下しているもよう。
そうした環境のなか、必要十分には身体を動かせずに育ち、幼少時代を過ぎてしまった場合に、身体機能が未発達である子どもが増加しているということがわかってきたそうです。
つまりロコモは高齢者の問題のみならず、「身体機能を発達させるべき時期に十分に発達させられず」に育ってしまった子どもたちにも関連のある話であり、小中高生もロコモの危険性が高まっているという現代病ということになるようです。
ロコモ危険度をチェックしよう
さぁここで、自分は果たしてロコモなのかどうなのか。
そのリスクはあるのかないのか、簡単なチェックリストで確認してみましょう!
骨と筋肉についてチェックします、それぞれ該当する項目数を覚えておいてください。
※鳥居 俊 先生監修(早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授)
骨のロコモ度チェック10項目
- お酒を毎日飲む/または珈琲を1日5杯以上飲む
- 食事を食べ損ねることがよくある
- 普段から偏食気味
- ダイエット中
- 通勤通学などをふくめて1日の総運動時間が30分未満
- 屋外へ出るより屋内にいるほうが好き
- 夜型生活で寝不足は日常茶飯事
- たばこを吸う
- やせ型の体型である/またはスリムだと言われる
- 家族に骨粗しょう症のひとがいる
筋肉のロコモ度チェック10項目
- 片足立ちで靴下をはけない
- 手をつかないと椅子から立ち上がれない
- よく何もないところでつまづく
- 支えのない状態で、太ももを地面と水平になるまで上げられない
- 階段に手すりがあるとついつい頼ってしまう
- エスカレーターやエレベーターがあれば常にそちらを使っている
- 徒歩10分程度の距離でも自動車など(徒歩以外)で移動する
- 約束の時間に遅れそうでも、走るくらいなら遅刻でいいとして歩く
- 電車やバスでは座れる席があれば率先して座る
- 電車やバスの揺れでよろけることがよくある
結果発表
骨・筋肉それぞれで該当する項目が…
0~4個:骨&筋肉の健康具合は良好!
まだ安心して良いレベルだそうです。
今の状態をキープするか、さらに健康度を上げるために項目にあった内容に気を付けて生活をして、チェック項目を減らせるように活動するのが良いとされています。
5~10個:ロコモの危険性あり!
今現在はなんら身体に不自由を感じていないひとがいるかもしれないですが、この項目数にチェックがはいるかたはこの先ロコモになる可能性があるとのこと。
チェック項目にある各内容を意識して生活習慣を変え、ひとつでも該当項目がなくなるよう工夫が必要なようです。
ちなみにわたしの結果…
わたくし脂肪肝男35歳のロコモ度は…
骨:3項目!
筋肉:4項目!
でした(;'∀')
ギリギリセーフw
とはいえフリーランスの身、社会人だったころと比べて通勤という名の運動行為が著しく減ってしまっているので、日ごろから意識的に運動を取り入れないといけないですね。
運動不足に関しては、独立開業後4年間ず~っと自覚ありです…。