シンプル・フェイバーといいながら
謎解きはシンプルじゃない、
それがおもしろい
「そのかつてないストーリー展開が注目を呼び、出版を待たず映画化が決定した傑作さサスペンス」
あ、そうだったんだ?
今日なんとなく観にいった映画がとても良くて、
あとから公式サイトを見てみたところ、こう書かれていました。
映画『シンプル・フェイバー』です。
なるほどたしかに。
この映画はなかなか結末を想像させてくれない、先を読みづらいように上手につくられてました。
出版して読ませてしまうより先に、映像で結末まで一気に見せたほうがインパクトが強いはず。
ネタバレなし、事前情報ほぼゼロで行くのがよろしいかと思います。
とりあえず先に知っておいてOKな情報は、
- 主人公はふっつーのママ。動画配信とかしちゃうあたり、今風なママ。
- いかにもイケてる感じのキャリアウーマン・エミリーと知り合う。
- そのエミリーが忽然と消える。
ということくらいです。
これ以上知っていてもたいして変わらず、むしろ知りすぎてるとおもしろさは半減するはずです。
どうしてエミリーが消えたのか。
登場人物たちに秘められた過去(公式サイトに「消せない過去」とある)がどのように物語にからむのか。
週末のデートとかおでかけでさくっと観るのにちょうどいい映画です。
しかし…『シンプル・フェイバー』の結末へのルートは、決して「シンプル」ではなかったなあ。
動画配信でもしようかしら、なんていう気持ちにさせてくれる側面もあります。
- 動画配信しておきたくなる度:★★★★★
- 時代はすっかりインターネットだね度:★★★★★
- 自由な生きかた、嫌いじゃない度:★★★★★
- 総評:★★★★☆